リモンチェロはレモンの皮、砂糖とアルコールで作られているリキュールです。

このリキュールの由来は不明確で、カプリ島、ソレント地域、アマルフィ地域の各都市の間で起源説について揉めています。

リモンチェッロは、ローマ時代から寒い朝に体を暖めるために農民によって飲まれていたようですし、ゼウスや人魚の伝説もあります。

甘くて、ほろ苦く、飲みやすいリキュールです。

アルケルメスは、アルコール率21%で甘くてスパイスの香ばしさをもっている、濃い赤色のリキュールです。

特徴的な紅色は「コチニール」という昆虫から抽出した赤い色素　(現在は合成染料に置き換えられることが多い)だそうです。

伝統的なイタリアのデザートの材料に欠かせないアルケルメスは、イタリア人にとって、子供の頃の思い出や祖母のケーキへの郷愁を思い起こさせるノスタルジックなリキュールです。

マルサラは、シチリアのマルサラ市で生産されるリキュールワインです。

濃厚な香りと暖かな琥珀色を基調としたシェリーとポートのイタリア版です。

イタリア起源ではあるが、現在知られているマルサラは1800年頃にイギリスの商人ジョン・ウッドハウスによって作られた。

成熟したチーズ,肉と魚,そしてペストリーに合いますが、主に前菜からデザートまで、多くの料理で使用されています。

リコッタは、チーズの製造中に副産物として出るホエイ（乳清）を再利用して作られる乳製品です。

約4000年の長い歴史を持つにもかかわらず、生産方法は今日までほとんど変わっていません。

やわらかいミルクの甘味の新鮮な乳製品のリコッタは栄養素が豊富でカロリーが低く、牛、羊、ヤギ、または水牛のミルクで作ることができます。

ヌテラは最も有名なイタリアのスプレッドクリーム。

第二次世界大戦後のチョコレート不足に対処するため、
フェレロは地元のヘーゼルナッツ、砂糖、少量のココアを使用し、塗りやすいクリームになり、1964年以来すべてのイタリアの家族で食べられています。

朝食やおやつとしてパンに塗ったりもできますが、
イタリア人は直接スプーンで食べることを躊躇しません!

マジパンは、アーモンド粉、卵白、砂糖で作られた甘い生地です。

少しねっとり感があり、形成しやすく、アロマと着色によって、動物、花、果物の形を作ることができますが、ケーキなどを覆うこともできます。

マジパンの起源は不明ですが、材料が少ない非常に簡単な生地ですので、いくつかの国で同時に発祥した可能性があります。

コーングリッツはきれいな黄色と砂みたいな形をする、とても粗いコーンフラワーです。
イタリアには、チーズやお肉と一緒に食べられてる
ポレンタに使用されていますが、ズブリゾローナや
カリカリクッキーに必要な材料です。

栗の粉は 栗を乾燥・粉砕して得られる粉です。

栗の粉はヘーゼルナッツ色、甘い味、そしてスモーキーな香りをもって、他の粉と比べて容易に違いがわかります。

今日の栗の粉は熱風と特定の機械を使用して生産されていますが、昔のやり方は少し手間が掛かる作業でした。

パスタからパン、ドーナツからクレープ、キッシュから
パンケーキまで、栗の粉は小麦粉に代わるあらゆるレシピにぴったりで、自然なグルテンフリーです。

マスカルポーネはクリームとクエン酸で作られたなめらかな乳製品です。

イタリア北部、特にロンバルディア州の伝統材料、最初のマスカルポーネは貧しい食べ物でした。

白または薄い黄色で、バター、ミルクの風味を持つマスカルポーネは、デザート、パスタソース、そしてチーズではないためベジタリアン料理にも使用されます。

フレッシュクリームで作られてとてもカロリーが高いので、食べすぎないように気をつけてね!